最適な答えは、会社や社会の状況によって常に変化する。

作成日:2021年10月26日(火)
更新日:2021年10月26日(火)

~コロナ禍を経て変化を続けるみらいワークス。仲間の意見に耳を傾け、より良い形を作っていく~

 

“今、現在”の最適な答えを導き出すためには、“相手が何をどんな風に感じているのか、感じたのか”を知ること、伝えてもらう機会を作ることが非常に大切です。

 

例えば、会社の発展とメンバーのキャリアを考える時。

会社が推進しようとしていることと、メンバー個人個人が実現したいと思っていることをどのように一致させていくかを検討しますが、これはどちらかが決めることではなく、お互いが考えて意見をすり合わせていくべきことです。

 

思っていることは口にしなければ伝わりませんので、メンバーには自分がどんなことをやってきたのか、これからどんなキャリアを築いていきたいのかを具体的に言語化することをお願いしています。

お互いの意思疎通のためであることももちろんですが、言語化することが夢や目標を具現化させていくための第一歩になると思うので、まず言語化に取り組んでもらうよう伝えています。

 

評価面談などのタイミングで現状を聞かせてもらい、心境の変化などをキャッチすることが、その時の最適解を導き出すために必要であると感じています。

 

 

他に、会社の全体会議開催に対するアンケートも回収しているのですが、それも“今、現在”の最適解を探す取り組みの一つ。

さまざまな意見を基により良い会議にできるよう、変えるべきことは変えていくべきだと思いアンケートを取っています。

 

しかしながら、全体会議という限られた時間の中ですべての要望を叶えるのは難しいのもまた事実。これに関しては、部の会議やチームの会議と単位を小さくしていく中で、その単位に合わせて詳細を掘り下げていくのが良さそうだという結論に至りました。

 

スタート当時のみらいワークスであれば人数も少なく、全体会議の場で情報を共有する方法が適していましたが、コロナ禍においても人材採用を続け、日を追うごとに社員数が増えている今、“物事を伝える手段”の最適解も変わってきたということなのだと感じています。

 

 

コロナ禍といえば、みらいワークスでは緊急事態宣言が明けたタイミングで、リモートワークを基本とする勤務形態から、週1日出社の「出社×リモートワーク」に切り替えました。

オフィスに人が戻ってきて、メンバー同士が「久しぶり」とやり取りを楽しむなど、会社らしい賑わいを見せています。

1年半ほど前はそれが当たり前でしたが、この光景を見て「オフィスとは本来活気がある場所なのだ」と改めて感じました。私自身の感覚もそれだけ変わったのだと、コロナ禍における自分の変化にも気づきました。

 

もう一つ以前と変わったこととして、現在の社員の4分の1はリモートワーク環境下においてみらいワークス生活をスタートさせているという点があります。

先ほどコロナ禍における人材採用にも少し触れましたが、現在弊社に在籍している社員の4分の1はコロナ禍以降、つまりリモートワーク主体となってから入社した社員なのです。

 

リモートワーク環境下での採用活動で課題となったのは、やはりコミュニケーションの部分でした。

自然なやりとりが生まれにくい中で、コミュニケーションを活性化していくためにはどうすればよいか。検討した結果、さまざまな取り組みが採用されましたが、そのうちの一つが横断チームによるWelcomeランチ会の開催でした。

 

 

新しく入社する方を迎えるためのランチ会ですが、配属部署は関係なくさまざまなチームから人が集まり4~5人程度の小規模人数で開催されています。その時の状況により、社内で、リモートでと参加形態もさまざま。思わぬ共通点が見つかるなど、盛り上がりを見せているようです。

 

コロナ前もWelcomeランチは行なわれていましたが、皆が会社に集まりチーム内で行なわれる形式が基本でした。

それが形を変えチームという枠を飛び出し、現状に合わせてリモート参加も導入する形に変化。これも、会社や社会の状況によって最適解が変化した例と言えるでしょう。

 

新型コロナウイルスの感染者数も減少してきていることなどから、これからはリアルでコミュニケーションを取れる場面も増えてくるかもしれません。

今回の経験を活かし、引き続き状況に合わせたより良い社内活性化というものに取り組んでいってもらいたいと思っています。

 

 

みらいワークスが今選んでいる仕事の進め方やコミュニケーションの方法が、すべて全体最適になっているかと言えば、正直そうではない部分もあると思っています。

何を変えて何を変えるべきではないのか。それを検討するためにもメンバー1人ひとりに何を思っているのか伝えてもらうことがとても重要で、声を聞かせてもらえるのは非常にありがたいことだと思っています。

 

今回は社内の出来事を例にあげましたが、世の中の変化を先取りし、我々自身も自ら変化して歩んでいかなければなりません。

変わりゆく社会の中で、みらいワークスはどのように変わっていくべきなのか。何を打ち出していくべきなのか。

まさに今こそがそれを考える時期であると感じています。みらいワークス一丸となってアイデアを出し合い、具現化に向けて進んでまいります。